大規模修繕工事コンサルタントとは

設計と監理のプロにしか果たせない役割

設計と監理のプロにしか果たせない役割

専門的な知識を用いて管理組合様の視点から最良の工事の実現に貢献するのが大規模修繕工事コンサルタントです。建物の劣化を抑える工事のサポートをはじめ、お住まいの皆様からのご要望をもとに最適なプランをご提案いたします。ここでは、東京・千葉・埼玉・神奈川でマンション大規模修繕工事の設計監理コンサルティングを手がけるジェイエイトが、一般的な大規模修繕工事コンサルタントの役割と重要性について解説します。

大規模修繕工事コンサルタントとは

改修工事の成否を握る設計と監理のスペシャリスト

新築から十数年ごとというスパンで訪れるマンションの大規模修繕。一大イベントとも言えるこの工事の成否を握るのが、大規模修繕工事コンサルタントです。 マンション大規模修繕工事のキーマンとして管理組合様の視点に立ち、業者選定やプロジェクトの円滑な運営をサポートします。また、居住者様や管理組合様内での合意形成を図る要(かなめ)としても大きな役割を担います。

管理組合様の負担を大幅に軽減してプロジェクトをスムーズに推進

設計と監理に関する豊富な知識・経験を生かして予算に応じた適切な工事プランを立案したり、施工会社を指導・監督して工事の進捗や施工品質に目を光らせたりすることも重要な仕事です。かつては施工会社が工事だけでなく設計・監理まで一括して受注していましたが、工事やプロセスの透明性・公平性が重視されるようになった今日においては、大規模修繕工事コンサルタントと施工会社の役割を区分すべきです。本来、大規模修繕工事は計画段階から専門的な知識や経験が問われる分野であり、管理組合様だけでプロジェクトを推進するのは難しいとされてきました。そこに専門領域を極めたコンサルタントが入ることで、難事業である大規模修繕工事の負担から管理組合様を解放することが可能になりました。

専門家としての重要な役割

大規模修繕工事コンサルタントは、設計と監理の専門家として以下のような重要な役割を担っています。

建物診断 建物調査診断を行い、建物の劣化状況を把握します。
修繕設計 建物調査診断の結果に基づいて修繕計画を立案します。また、この時点で修繕項目の選定と各工事の仕様・概算金額を算定します。
施工会社選定 工事費の見積や修繕計画案はもちろん、各社の実績や技術力、施工体制、経営状況などを多角的に評価し、施工会社選定のお手伝いをします。
施工監理(品質・工程管理) 発注者である管理組合様に代わり、工事の進捗状況や施工品質を確認し、施工会社を指導監督します。
長期修繕計画案作成業務 建物本体はもちろん、エレベーターや設備・電気・その他共用部についてもその劣化状況を把握し、長期的視野に立った修繕計画を立案または見直しをします。
アフターフォロー 竣工後は定期的に施工会社に点検をさせ、建物に不具合などがあった場合は保証規定に基づき、修繕・メインテナンスが行われたことを確認します。